クラウドファンディングで資金調達はできるのかどうか

クラウドファンディングで資金調達する方法とは

クラウドファンディングとは、自分のプロジェクトを運営サイト上で公開し、その理念に共感してくれた閲覧者からの小口出資をメインとしながら目的とする額面の資金調達を図っていくものです

見知らぬ第三者からの寄付を募っているようなものであり、実際に資金調達ができるのかどうか疑問に感じる方も少なくないかもしれませんが、結構な数のプロジェクトが賛同を得て資金調達目的額を達成しています。

出資金となるので返済義務は生じませんので、資金調達の方法としては銀行から融資を受ける以上にメリットのあるものです

しかし、ビジネス目的としてクラウドファンディングを活用してエンジェル投資家を募るにはなかなか難のあることでしょう。

クラウドファンディング運営サイトを閲覧してみれば、これまで出資額達成となったプロジェクトが公開されているので目を通してみると参考になるかと思いますが、基本的にビジネスライクな案件はありません。

社会貢献性あるプロジェクトばかりが目に付く現状

地域振興をはじめとする社会貢献性のあるプロジェクトばかりが賛同者を得て出資希望額を達成している一方、一般的な企業・個人事業主が営利目的で資金調達をしている事例はあまり見られません

出資検討者からすると“それくらい銀行融資を受けろよ”と思われているのかもしれませんし、クラウドファンディング運営側も同様の理由からそのような案件をはじいているのかもしれません。

資金調達に成功した案件に共通しているのは、“誰かのためにこのようなことをしたい”という趣旨に賛同してもらえるかどうかであり、“自分のために出資してください!”といった性質のものではないということです

加えて、一発もののイベントなどに出資が集まりやすく、継続性あるビジネスに理解を示してくれる出資者は少ない状況となっています。

クラウドファンディング運営会社の姿勢も課題

クラウドファンディング運営会社はいずれも出資希望額を達成時、集まった金額の20%ほどを手数料として徴収しています。

つまり、100万円を募りたい場合には120万円ほどを希望額としなければなりませんが、プロジェクト内容を見た運営会社よりそれぞれの見積もりなどを事前に提出するように言われた挙句、さして何もわからないような担当者から“見積額が高すぎる”などの指摘を受けるのでかなりストレスが溜まります。

この結果、100万円なら100万円で出資者を募るしかありませんので、運営者に徴収される手数料分相当は自己資本で埋めることとなりますが、80%の経費を賄えると考えれば、まだまだ有効な資金調達手段といえるでしょう。

クラウドファンディングにはSNSが不可欠

募集案件について運営会社より許可が下りれば、サイト上で出資者を募っていくこととなりますが、クラウドファンディング運営会社の担当者はやたらFacebookやTwitterなどSNSの利用状況について詳しく聞いてくるとともに、SNS上での拡散を強く推奨してきます。

運営会社側も出資希望額を達成しないと手数料が発生しませんので推奨の理由もいくらか推測できますが、プロジェクト応募者に拡散要請をするようであればちょっと問題を感じてしまいます。

しかし、SNS利用状況はかなり重要視しているようですので、本格的にクラウドファンディングより資金調達をご検討の場合にはアカウントを育てておく必要があります。よくわからない場合には外部委託も可能です。

クラウドファンディングから資金調達するコツ

まずはプロジェクトの内容にこだわる必要がありますが、目的とする資金調達を得るには2種のジャンルへとプロジェクト内容を当てはめていったほうがいいでしょう。

まず1つ目は社会貢献性あるジャンルとすることであり、2つ目は面白いけど銀行は融資しないだろうジャンルとすることです。

社会貢献性あるジャンルとは

社会貢献性あるジャンルとするためには、チャリティーもしくは地域振興をテーマとしたほうが企画しやすいことでしょう。チャリティーはイメージしやすいかもしれませんが、地域振興について具体的に言うのであれば、観光イベントによる集客などが挙げられるでしょう。

面白いけど銀行が融資しないジャンルとは

既存事業を刷新するような斬新なアイデアの伴うものであれば、その趣旨に賛同してくれる出資者は集まりやすいといえます。このようなジャンルのものは“あったらいいな・・”と誰もが思うものですが、チャレンジ性向が強すぎるため採算性の都合上、銀行が融資を渋るような案件です。インターネットビジネスなどはこちらで企画してみるといいかもしれません

クラウドファンディングから資金調達のまとめ

これまでご紹介してきたように、クラウドファンディングからの資金調達は当初より利益を求めないものであるか、原価が見えてこないネットビジネスなどに適しているものといえます。

共通しているのは、“誰かのために”といったテーマであり、利己主義的な資金調達内容については出資が受けられないと考えられます
クラウドファンディングによる資金調達を検討するのであれば、常に出資者の目線でプロジェクト内容を組んでいく必要があるといえるでしょう。

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