ひろゆき氏の損害賠償請求問題はその後どうなっていたのか

2ちゃんねる創設者のひろゆき、賠償請求30億円を無視
『エゴサーチTV』に、匿名掲示板2ちゃんねるの創設者・ひろゆきが登場し、過去に30億 - Yahoo!ニュース(AbemaTIMES)

『エゴサーチTV』に、匿名掲示板2ちゃんねるの創設者・ひろゆきが登場し、
過去に30億円もの賠償金を請求され、それを無視したことを告白した。

 同番組ではゲストの名前や関連ワードをネットで検索し、
世間からの評判や噂をチェックして情報の真偽を明らかにしていく。
MCを務めるお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣がひろゆきの名前で検索すると、
ある記事に「ひろゆきは6件の裁判を抱え、賠償請求の総額は約7億7000万円ある」と書かれているのを発見。
これについてひろゆきは
「たぶん絶好調の頃(賠償請求額が)30億円くらいいったと思うんですよ」と衝撃発言し、西野を驚かせた。

ひろゆきは「2ちゃんねるの投稿に対する削除要請に従わない場合、
1日5万円を支払うよう裁判で判決が出る場合があるんですよ。
めんどくさいから放っておくと、1日5万円加算されていって、
すげぇ金額になるんですよ。累積で30億くらいいったと思います」と暴露。

また、賠償金は「払わずに10年経つと時効になってゼロになる」そうで、
「不動産所有とか、資産があることが証明されれば差し押さえられるんですけど、
証明されなければとれないんです」という。
結局ひろゆきは放置しつづけ、現在では時効を迎えている。

続けて、「払えないんだったら借金が0円でも100億円でも一緒」
「借金取りに追われて困ってる人がわからない。返さなきゃいいじゃん」などと独特な主張を展開するひろゆき。

「借金取りがドンドンドンって家に来るイメージがある」という西野に、
「あれは21時以降にやったら違法で、借金が帳消しになったり、逆に損害賠償をとれたりするんですよ。
法律どおりにお金を徴収しようとすると、すげぇ難しいんです」と借金取りたての仕組みについて説明。
意外すぎる事実に、西野は「こんな番組じゃなくてNHKとかで言う話ですよ!」と口を抑えて固まっていた。

ひろゆき【2ch管理人】の損害賠償問題の舞台裏

2チャンネルの管理人ひろゆき氏が各方面より訴訟を起こされて、多額の損害賠償をしなければならないことは多くの方がご存知かもしれません。
いくつか裁判情報もこれまでニュースになってきましたが、30億円まで膨れ上がっていたんですね。

30億円ともなれば、普通の人にはとても払いきれるものではありません。
借金問題は払いきれないほど大きな金額であればあるほど債務者自身にとって関係のないものとなっていきやすく、現実的な金額であるほど債務者に追いかけられやすくなるものですので、ひろゆき氏も上記のような楽観的コメントをしているのでしょう。

払いきれるはずのない金額であることに債権者自身も気づいていることに加え、債務者も開き直ってしまうので、現実的な交渉を重ねていくこと自体ができなくなってしまうものであり、問題が先送りとなるしかないわけです。

もちろん債権者は判決によって得た債権を公に持っていますので、ひろゆき氏の資産を差し押さえることはできるのですが、資産保有状況を把握できなければ結局は何もできないままです。

10年経過したので時効となっていますが、この期間において債権者は何のアクションも起こさなかったわけではないでしょう。
裁判上の請求は経ているので、もし何かのアクションを起こすにしても内容証明郵便での請求くらいでしょうが、内容証明による時効中断は6カ月のみとなりますので、ひろゆき氏のように何一つとして対応しない人間相手には特に脅威を与えることもできません。
何より、ひろゆき氏の居所がわからなければ到達しませんので、内容証明による督促行為自体ができません

内容証明が届いた場合にはどのように対処するか
内容証明が債権者から届いた場合の対処法にお悩みではないでしょうか。内容証明は誰にでも簡単に出すことができます。内容証明自体に効力があるのかどうかも具体的に説明してみます。

毎日5万円が加算というバカげた判決が出されるの?

削除しなければ毎日5万円というのもバカげた話ですが、決して嘘ではないことでしょう。
ひろゆき氏が嘘をついたり、話を大きくしたりするメリットはどこにもないのですから。
つまり、このような判決を受けたということはきっと事実です。

あくまで推測ですが、2chへの書き込み内容によって1日あたりの売り上げが5万円落ちてしまっていることを判決の理由に取り入れたのではないでしょうか。
これの理由でなくとも、1日あたり5万円の経済損失が生じていることを原告が主張したためでしょう。

常識的に考えれば、ひろゆき氏が自らの主張をしていれば、このような条件が判決内容に取り入れられることもなかったのかもしれませんが、おそらく欠席裁判としたのでしょう。
この結果、原告の主張がそのまま通ってしまったのかと思います。

資産を把握されなければ債権者に差し押さえられない

ひろゆき氏も言及していますが、資産を債権者に把握されることがなければ差し押さえられません。
資産隠しは違法行為ではありますが、立証自体が困難なものです。

資産隠し? 詐害行為の立証は困難なもの
債務者がおこなったであろう資産隠しを推測することは簡単ですが、その立証についてはとても困難なものです。マネートラブルが生じたときから回収実現までいたちごっこは続きます。

「払わなければいいじゃん!」とひろゆき氏が発言していますが、実際の世の中はその通りに動いているといえるかもしれません。

債権者の立場からすればたまったものではないかもしれませんが、そのような行動ができないように債務者を追い詰めていくことで、こういったリスクを回避しやすくなることでしょう。

違法行為とはならないよう、言動には留意しながら債務者と交渉を重ね、支払わなくてはいけないと思わせていく必要があります

しかし、どのような手段であっても、ひろゆき氏のように最初から最後まで何一つとして取り合わないような人間を相手に民事のみで債権回収しようと思えばとても困難なものです。

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