縁起を担いでモチベーションアップさせるのも効果あり
普段のお買いものでレジ待ちをしているときなど、ふと会計中の人の財布のカラーが黄色であることに気づきませんか?
風水では黄色の財布はとても縁起がいいものとされていますので、特に高齢者を中心に黄色い財布を持っている方が多くいらっしゃいます。
実際に効果があるのかどうかはさておき、世間一般で良しとされることを生活の一部に取り入れていくのは悪くないことです。
幸せ成分であるセロトニンを日光から吸収しよう!と一部のメディアで特集されたりしているように、気の持ち方次第でモチベーションが変わってくるものです。
“困ったときの神頼み”よりは納得できますよね
古来より、普段は信仰心さえない人間が困ったときにだけ突然、神様を崇めはじめる状況を“困ったときの神頼み”と表現しています。
実際問題、困ってからでは遅いものです。
困ってから残された時間はとても短いものである場合が多く、その時点で神頼みをしてもさすがの神様の救いの手も間に合わないことでしょう。
普段から縁起を担いでいれば、困ったときに神頼みをすることもないでしょう。
なぜなら普段から神頼みをしているわけですから。
自分自身にとって都合の悪いことが積み重なり、困ったときに神頼みをするより、
いざというときに神頼みをしてご利益が得られなかったとき、もっと前から・・と思うくらいであれば、普段の生活におけるゲン担ぎを意識していった方が諦めもつくといえるのではないでしょうか。
縁起の担ぎ方は人それぞれ違うもの
黄色い財布などは世間一般的に浸透したものといえるかもしれませんが、縁起の担ぎ方は人それぞれ異なってくるものです。
そもそも縁起を感じるからには、ある特定の行為をしてみたところ特別な一日となったことがきっかけとなるものですので、誰かと同じ方法で縁起を担ぐこと自体がレアといえます。
ヒゲを剃らなかったり、パンツを穿き替えなかったり、いつも玄関から出る際は左足からと決めていたりなど、テレビで知ったような有名人のゲン担ぎ方法を真似たところで、ほぼ意味はありません。
結局、何がいいことであり、それが起こった当日にどのようなことを意識してみたのか、は誰もが違うものです。
何かに頼りたくなるからこそアイテムも
働いていれば、身体的な特徴のある縁起の担ぎ方は実践しづらいものではないでしょうか。例えば、会社勤めであったりすればヒゲを伸ばすことだけでも相当な思い切りが必要となってしまいます。
一番手軽なのは、持って歩いたりするようなアイテムにゲン担ぎの要素を交えていくことです。
身につけているだけで、ふとしたときの心の拠り所になったりするものです。
結局、このような考え方が現在の黄色い財布や招き猫などをはじめとするものへ繋がってきていることに他なりません。
論理的な思考からすると、縁起を担ぐためにアイテムを持ったとしても結果はかわらないと考えてしまいますが、人間は感情で動く生き物でもありますので、感情面にプラスの作用を促していくことで行動も変わってくるといえるのではないでしょうか。
これまで行動に結果がついてこなかった人ほど、行動が変われば良い結果を得やすいでしょう。
こういった好循環を生み出していくためにはモチベーションの変化が大切なものであり、それを自然と引き出していってくれるような縁起のいいアイテムに頼ることも、お金に困らない人生を歩んでいくための選択肢のひとつであるといえます。